スマホ「4年縛り」見直し
これは8月の記事。
書いておいてアップし忘れるという。汗
これまで書いてきた記事の続々報なので、時間経っちゃいましたけど記録として載せておきますね。
携帯電話大手のKDDI(au)は1日、スマートフォンの4年払い契約を見直すと明らかにした。値引きには同じ契約への再加入が必要だが、この条件を撤廃する。ソフトバンクも見直しを検討中だ。他社へ乗り換える選択肢を奪うとして公正取引委員会が問題視し、見直しを迫られた。
4年縛りは、KDDIとソフトバンクが昨年、2017年7月以降に始めた。スマホを4年(48回)の分割払いで購入し、2年後に下取りに出して機種変更し、再び4年分割払いで契約すると、前の端末代金の残りは免除される。再加入しないと免除されない。NTTドコモは行っていない。
こうした契約で携帯電話会社は高価格の端末が売りやすくなる。利用者は新しい機種に変えやすい半面、値引きを理由に同じ契約に縛られる。
KDDIの高橋誠社長は1日の2018年4〜6月期決算会見で「拘束が行き過ぎているという指摘を真摯に受け止める」として、端末代金の免除に関し、4年契約への再加入という条件を廃止すると表明。準備が出来次第実施するとした。
今後は、いったん4年契約で買って2年後に機種変更する際、2年契約などに変えても、前の端末代金は免除される見通し。
ソフトバンクの宮内謙社長も7月末、朝日新聞の取材に対し、4年縛りを見直した新たなプランを導入する考えを表明。「『縛り』と言われて不徳の致すところでもある。対応していきたい」とし、8月末をめどに具体策を公表する。
公取委は6月、利用者が他の通信会社へ乗り換えるのが困難になる可能性があり、「独占禁止法上、問題となる恐れがある」と指摘する報告書を公表。自主的な対応を促していた。
「2年縛り」も
また携帯大手各社は、2年契約を条件に通信料金を割り引く「2年縛り」での解約条件も見直す。現在は25ヵ月目と26ヵ月目の2ヵ月間は違約金(9,500円)なしで解約できる。KDDIは来春から、24ヵ月目の解約でも違約金なしにする。ドコモやソフトバンクも検討している。
まあ、4年の縛りを無くすなら、2年もね。ってことになりますよねぇ。
2年が良くて4年はいけないって、どういう線引き!?ってなっちゃいますもんね。
2年が長く感じる人もいれば4年を短く感じる人もいるだろうし、2年後に機種変更前提でも常に新しい機種を使いたい人もいれば、4年なんてあっと言う間だし、壊れない限り慣れた機種を使い続けたい、って人もいるでしょう。
大事なのは、人それぞれ合ったプランを選べる、そこにお得な割引サービスがあると尚良いな、ってことじゃないかねぇ。
こうなったら解約金無くして縛りそのものを無くして、長く使ってくれる人には長く使ってくれてありがとうなサービス、機種変更する人には新しい機種買ってくれてありがとうなサービスを用意すればいいんじゃないかな。
そもそも、従来あった乗り換えのキャッシュバックや実質0円のサービスを、国からちょっとそれやめなさいって言われて出来なくなって他社からユーザー呼び込むの難しくなった結果が、この4年縛りという既存ユーザー囲い込みプランに繋がっているんだろうから、それすら国からちょっと待ちなさいとなってしまうのは企業も大変だよね。かわいそう。
お上はかけたハシゴを外すのが得意だからなあ〜